2007年05月15日

岬めぐり

金曜日に風邪をひきました。
鹿嶋まで仕事に行った帰り、夕方だっていうのに、行きと同じにクーラーをかけたら、やっぱり涼しすぎたようで(バカですね)。週末は鼻はつまるし、微熱っぽいし、どうにもいけません。
でも今夜、当直してます。早く寝れば良いのに、うっかり YouTube チェックしたら、またはまりました。「岬めぐり」を見つけてしまって、そこから次々と懐かしい歌を渡り歩きました。

山本コータローとウィークエンドが歌った「岬めぐり」はいつ、どこで覚えたのか全く記憶が無いのですが、高校1年の夏、北海道を一人旅したとき、ユースホステル(YHなんて書いて分かる人はどれだけいるのだろう)で知り合った人たちと積丹半島をドライブして、その時確かにこの歌を口ずさんだのを覚えています。
山上路夫は、どこの岬を想いながら作ったんでしょう。積丹は半島だから、岬じゃぁないよね…

「とらべるまんの北海道」なんていう、あの当時北海道を旅する人たちにはバイブルのガイドブックがあって、どこかのYHで分けてもらった気がします。確か改訂版は、札幌狸小路の喫茶店かどこかで手に入れた。当時、カニ族なんていて、みんな持ってましたね「とらべるまんの北海道」。
このガイドブックを片手に、YHを使って北海道を旅しました。
切符は確か、北海道ワイド周遊券だったかなぁ。

行く先々のYHで色々な歌を歌いました。
「岩尾別旅情」はさとう宗幸が歌って、確か彼のラジオ番組の主題歌にもなっていました。「宗谷岬」はダ・カーポが歌いました。「ねむるオンネトー」なんていうのもあって、北海道三大秘湖はこのオンネトーとオコタンペ湖、もう1つが東雲湖(しののめこ)だったかな。あとでとらべるまん調べてみます。
うわ、調べてみたら、「ねむるオンネトー」もさとう宗幸が歌っているんですね。OnGen でダウンロードできる。すごいなぁ。あ、「坊がつる讃歌」もある。芹洋子以外にも歌ってたんですね。さとう宗幸のCDも探してみよっと。

閑話休題

どこかのYHでめぐり合った歌が、「旅の終わり」という歌で、これは名曲だと思います。
作詞作曲は不詳、と言われていましたけど、調べてみると舟橋俊久さんという方が、石北本線の車中で作ったそうです。で、すがはらやすのりさんがCDにしている。確か昔、YH協会が出したレコードに入っていたと思いますが、CDもあるのか。
歌詞は歌い継がれているため、YHその他で若干のバリエーションがあるものの、多分これ↓が本筋だと思います。

1.夢のような旅だった 遠い北の国の
  僕は旅の喜びと 旅のつらさを知った
  北の国の少女たちと 過ごした夢のせつな
  明日は君もほかの街へ 僕もほかの街へ
  こんなつらい旅なんか もういやだ
  旅を終わろう 汽車にのろう

2.共に山に登ったね 君と手をとりあって
  共に海を見ていたね 水は青く澄んで
  君の心 清く澄んで 僕の心が取り戻す
  海の青さ
                                      
3.人と人との出逢いなんて いつも別れで終わる
  僕は君のくれた夢を 明日も持ち続けよう
  こんなつらい旅なんか もういやだ
  旅を終わろう 汽車にのろう

  こんなつらい旅だけど 強く生きる
  ことを知った 旅の終わり

この最後、もういやだ、と言い続けるのではなく、前向きに一歩踏み出すんだ、という詩で終わるところがポイントで、これが無ければただのセンチメンタルな歌に終わってしまいます。

この歌、今でも気付くとふっと口ずさんでいることがあります。「旅の終わり」というフレーズに涙が出ます。
気付いてみると、もう随分遠い昔のことになる、色々な旅を思い返します。
色々な場所で、色々な人に出逢い、色々な体験をしたこと。
「思い出」にしてしまうのはあまりに寂しいのですが、さて、今の僕に当時の熱情は残っているのでしょうか。自問するこの頃。



posted by GO at 02:13 | Comment(12) | TrackBack(3) | 旅行
この記事へのコメント
あれ?「旅の終わり」歌えるな。なんでだろ?
たぶん昔買ったさとう宗幸のLPに入ってたんだと思います。おんねとーや岩尾別も同じLPで聞いたのかもしれない。「4つの島をめぐりあるき〜」というのも記憶に残っているんだけど、これもYH関連?

宿はもちろん急行まりも、利尻、大雪。
Posted by イワン at 2007年05月15日 12:08
タイトルからすぐに「岬めぐり」の歌を連想しました。
ビンゴ〜!ですね。

この歌、大好きでした。
私が、ちょうど中1の時・・・
えっ?先生は、高T?!
そっか・・・そんなもんかもしれませんね。

懐かしいフレーズが口をついて出てきます。
Posted by えいこ at 2007年05月15日 21:16
コメントいただきながら、お礼のコメントが遅くなりました…

> イワンさん
「旅の終わり」歌えるのは、ぜぇぇったいにかつて沢山歌ったからでしょう。
多分、さとう宗幸さんは、この歌レコードにしてないと思います。
おんねとーも岩尾別も確かにレコードになってますね。「4つの島をめぐりあるき〜」というのは「四つの島から」だと思うんですが、確かに彼の歌には北の旅の歌が多いですけど、これもYH関連なんでしょうか? ごめんね、そこまでは知らない。

急行まりも、利尻、大雪… 懐かしいですねぇ。
寒い冬にこれらに乗ると、外は雪、窓は曇って、なんとも言えず寂しい北の旅が味わえました。
んで、青森発上野行きは、急行八甲田、かな。


> えいこさん
「岬めぐり」は74年(昭和49年)だそうです。
え〜と、僕は小学校の真ん中辺です。いや、そんな、高校生だなんて…(笑)。

旅に出たときに口ずさむ名曲集の中に、間違いなくこの歌は入ってます。
なんともいえない旅愁を味わいますよね。

フォークじゃないけど、実は「北帰行」も好きだったりする。

Posted by GO at 2007年05月21日 23:54
関西からだったので、すずらんと北国です。
あと41号普通車もよく乗りました。
連絡船のところでは"面影色の空"を歌ってた人たちもいたな‥
あと、札幌、根室間の夜行普通車でコーヒーを沸かして呑んだこともありました!!
懐かしいです!!
Posted by ゆう at 2008年03月05日 00:59
ゆうさん

コメントありがとうございました。
何だか懐かしい名前が沢山で、北海道をさ迷い歩いていた(?)頃をとても懐かしく思い出しました。

車内でコーヒー(笑)。
カニ族には良くコーヒーご馳走してもらった記憶があります。
思い出しても胸が暖かくなります。

またお寄りくださいね。
Posted by GO at 2008年03月07日 14:16
「旅の終わり」の音源バリエーションをこちらで聴くことができますよ。
http://monokoto.jugem.jp/?eid=897
Posted by tent at 2008年06月15日 03:59
tent さん

コメントをありがとうございました。

早速のぞいてきました。
感動的に「完全版」ですね。思わず興奮しました。
良いサイトを教えていただきました。
ありがとうございます。
Posted by GO at 2008年06月16日 01:06
GOさん、コメント&TBありがとうございました。ぼくはラストが「もうイヤだ」で終わるバージョンしか歌ったことがなく、すがはらの「強く生きることを知った」は、今回のリサーチで初めて知りました。ブログには「旅の終り」についていくつか分散して書いてますから、ブログ内で検索かけてください。

YHはヤングには意味不明ですが、最近は中高年で賑わっているようです。ミーティングはほとんどありません。
Posted by のぼ at 2008年06月16日 09:36
のぼさん

とても素晴らしいブログをありがとうございます。
きっと「懐かしい」と感じる人は多いことだと思います。懐かしい、と過去形なのが寂しい限りですが。まぁ、時代とともに旅の形は変わって行くのでしょう。

ブログのコメントにも書かせていただいたのですが、僕が北海道で覚えた「旅の終わり」は、「強く生きることを知った」で終わります。
確か、積丹YHも旭川YHもそうです。
有名な桃岩荘には泊まったことがないので分からないのですが。
作者さんは、どんなオリジナルの詞を書かれたのでしょうね。
Posted by GO at 2008年06月17日 13:06
はじめまして
「旅の終わり」には とても強い想いがあります

初めて聞いたのは 昭和50年代中半 2月の摩周湖YHでした その頃 もう少なくなりかけてましたが 北海道のYHでミィーティングで歌っていたのは 私の知る限りでは 摩周湖YH 浜頓別YH 知床YH サロマ湖畔YH 紋別流氷の宿YH 稚内モシリパ 襟裳 積丹YH
積丹かもい 美国YH 中山記念浜小清水YH 原生花園YH 浜中YH 帯広YH 旭川YH 富良野YH 支笏湖YH 北湯沢YH 桃岩荘YH あたりだったと記憶しています
Posted by てつ at 2009年05月24日 06:19
てつさん

コメントをありがとうございます。
僕が北海道を始めて旅したのが昭和55年かな。
その後北海道に住むようになって、「とらべるまん」を片手に随分まわりましたが…

懐かしいYHの名前が沢山で、思わず嬉しくなりました。

摩周湖は泊まってないかなぁ。阿寒湖に泊まったと思います。
知床・紋別流氷の宿・稚内モシリパ・積丹は泊まってますね。
帯広・旭川ももちろんですし、支笏湖も泊まりました。
美国はどうだったかなぁ。
有名な桃岩荘には泊まったことがなくて、ちょっと残念です。

最近、YHはどうなっているんでしょう…
Posted by GO at 2009年05月24日 10:02
私が初めて北海道を ワイド周遊券 学割 冬期割引で旅したのが 昭和59年2月です
それから 途中 一番長い時期で 約2年 700泊程度の 摩周湖YHでのヘルパー あとは 一ヶ月づつぐらい居ました

最近のYH めちゃくちゃいいですよ 淘汰されて
会員歴は26年 今も 家族パスです

Posted by てつ at 2009年05月24日 11:43
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