2012年12月01日

サイレント・イブ

学会で大阪に来ています。
これまで何度も大阪に来ていながら、気づいたら全く観光をしていませんでした。
有名な通天閣もグリコのネオンサインも見たことが無い。
というわけで、学会最終日の夕方、思い切って散策に出ました。

梅田駅から地下鉄御堂筋線で動物園前駅まで。
ジャンジャン横町に入るとまもなく、串カツのタイムサービス割引をやっていました。「串かつ じゃんじゃん」というお店でしたが、そこそこ人が入っていたので誘われるまま店内へ。串カツ4本をちょっとつまんでみました。ソースの二度付け禁、というのは知ってましたが、説明書き通りにどっぷりつけたらソースの味しかしないじゃない(^^;)。

ちょっと小腹を満たして新世界から通天閣へ。
それほど高くない通天閣ですから、上を見上げても建物の陰に隠れて見えないのですが、なんとかガイドブック通りの写真を1枚。
どうやって上に上がるのかなぁ、エッフェル塔のように外側の足にエレベーターがあるのかなぁ、と思ったら、下の方にある展望台(?)は横のビルとつながっていて、そこがエレベーター棟なんですね。
展望台まで45分待ちと言われましたが、列に並んでみました。
思ったより早く上がれて、夕暮れる直前の大阪の街を一望しました。
ビリケンさんの足の裏をなでて、家族の健康をお祈り。
下に降りたらすでに薄暗く、通天閣にネオンが灯っていました。LEDに交換したそうですが、とてもきれいでした。

そこから日本橋へ。
東の秋葉原、西の日本橋、といわれる電気街ですが、大きな道に分断されていて、あっちのお店、こっちのお店、と動くにはかなり不便ですね。よもやこの交通量では、日曜日に歩行者天国になることもないでしょう。
裏通りは歩かなかったのですが、秋葉原のように怪しげな(?)お店、並んでいるのでしょうか?

道具屋筋が近くにあるのは買い物には便利ですね。東京だと電車で移動する距離ですものね。
さらに足を進めてなんばグランド花月前。
ここに寄り道をするとその先がありませんので、ちらっと横目で眺めてさらに進みます。

高速道路を越え、商店街の途中を右折。そのさきに法善寺横町がありました。
打ち水をした石畳の両側に趣のあるお店が並んでいます。「月の法善寺横町」というイメージが良く分からなかったのですが、一杯飲み屋さんが並んでいる田舎の飲み屋街を想像していたら、全く違った落ち着いたたたずまいで、大変驚きました。

道頓堀に出たら、土曜の夜と言うこともあり、ものすごい人混みでした。
浅草の六区に近い雰囲気でしたが、人出はもっと多いかな。
ほどなく戎橋。
ところが橋の向こうにあるはずの「グリコのネオンサイン」が見当たりません。
場所間違えたかな、と橋の上できょろきょろしたら、ネオンサインは背中側でした。
テレビで何度となく目にしたネオンサインで、あたりは記念撮影する人でいっぱい。

グリコの反対側はかに道楽ですが、さすがに1人でこの店に入るわけにもいかず、ちょっと戻ってお好み焼きの「ぼてぢゅう 総本店」へ。三種ミックス月見焼きを頼みましたが、確かにボリュームがあって、一気に食べないと胃が受け付けなくなりそうでした。

戎橋を渡り、心斎橋筋商店街から地下鉄心斎橋駅に出てホテルに戻ってきました。
全行程5時間くらい。良い運動したなぁ。

法善寺横町に入る手前で、有線の街頭スピーカーから、素敵な歌声が聞こえてきました。
目の前を行き交う人々から離れて、その歌声に聞き惚れてしまいました。
メモした歌詞をもとにホテルでぐぐってみたら、辛島美登里の「サイレント・イブ」という歌でした。
切ない歌ですね。

独り身が長かったですから、何度となく一人でクリスマス・イブを迎えましたが、あの人はどんなイブを迎えているかなぁと寂しく感じることはあっても、不思議と悲しみは無かった。
隣に誰もいないことが寂しく感じることはあっても、自分をだますように強がることは無かった。
いつかきっと暖かい聖夜を迎えるのだろう、とその日を夢見ることはあったけれど、想い出にうるむことは無かった。
こうして暖かい笑顔に包まれる日々を過ごすと、全てが笑い話に流れていくような気がします。

どこかのお店から流れてくるクリスマスソングを耳にして、今年も12月に入ったんだなぁ、と気付きました。
残り1ヶ月、やっぱり先生は走り回る1ヶ月になりそうです。
posted by GO at 23:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文