2009年07月08日

がんばらんば

夜部屋から空を見上げたら、目の前にまん丸なお月様が光り輝いていました。
今日は1日、晴れたり雨が降ったりと落ち着かない天気でしたが、夜空にはわずかに雲がある程度。どうやら彦星と織り姫は、今年もカササギが架けてくれた橋を渡って、無事に出会えたようです。

病院内のあちこちに笹の葉が飾られるようになると、今年も七夕が近いんだなぁ、と感じます。
その葉につるされた沢山の短冊には、病気を抱えた人の、それを支える家族の、お手伝いをする医療者の、切なる願いが綴られています。
どうかみんなの願いがかないますように。

長く勤めて愛着のある大学病院ではありましたが、結婚を機に(笑)、この夏で退職することにしました。
秋からは千葉県のはずれにある公立病院で、部下のいない小児科「部長」(苦笑)をします。3年前に国立大学の小児科医局が医者を引き上げてから、近隣の医療圏で小児科医は開業の先生が1人という、小児医療崩壊地域です。
地域医療を立て直す、というほどおこがましい想いがあるわけではありません。大学の医者に疲れただけです。それでも望まれてその地に赴き、微力でもお手伝いができるなら、医者冥利に尽きるかもしれません。
当面当直はないし、土日祭日はしっかり休みですから、少し生活が落ち着くんじゃないか、という期待もあります。
それでもきっと、違う意味で大変な日々が続くんでしょうね。覚悟はしていますが、覚悟以上だったらどうしよう。頑張るしかないかなぁ。

このブログは読んでいないかもしれないけれど、相談にのって頂いた沙綾さん、どうもありがとう。

昔、学生の頃に、織り姫と彦星に子供はできるのか、という、実に医学生的な(?)疑問を話し合ったことがあります。
1年は365日。閏年でも366日。女性の体調は28〜30日周期で変化することが多いですから、28日周期なら1年に1日ずつずれる。
29日周期で1年に17日、30日周期だと5日。いずれにせよ割り切れるわけではないので、どこかで子供に恵まれるチャンスが来るだろう、とまぁ気の長い話に落ち着きました。
でも後になって、妊娠可能年齢はどうなのよ、という突っ込みがあって、まぁ人智を超越した存在だからね、と笑い話になった。
望んで得られるなら、こんなに幸せなことはないでしょう。
週末通い(通ってくる)婚の僕も似たような境遇ですが、さて。

家族が増える日のために、がんばらんば。

posted by GO at 02:28 | Comment(12) | TrackBack(0) | 雑文